「自己成熟予言」のもたらす心理的効果
いろいろ考える30代、自己成熟予言って知っていますか
今年こそダイエットするとか、今年こそ彼を作るぞ、今年こそスキューバの免許をとるぞと思うことも少なくなった30代、この年齢になると新しいことにチャレンジする意欲って薄れてきます。
でも私の先輩、ものすごく魅力的な女性なのですが、この方は毎年何かに挑戦するという意欲をもっているのです。
今年は書道展に飾ってもらう書を書きたいという目標を(この人書道までやってるの?とびっくりした)立てているようです。
新しい年を迎える時以外でもいいので、何か一つの目標を持っているということはすごくはりになると先輩はいいます。
年齢を重ねれば重ねるほど生活に慣れていくので、何もかも刺激がない毎日になっていく、でもそれでは自分が成長できないっていうんです。
感心している場合ではないとふと母と父の事を思います。
うちの両親、結構な年齢で私を生んだのですでに退職している身分です。
母は若い時から趣味をたくさん持っていて、お友達も一杯いるので、今本当に光り輝くように行動しています。
でも父は仕事人間で趣味も全くないので、このままいくとボケる?と思うほど、テレビとお友達です。
母の様に年齢を重ねても何かに没頭できる趣味を持つという子雨にも、自己成熟予言をしていくことが大切だろうって近頃すごく感じるのです。
自己成熟予言はポジティブな物に限る
自己成熟予言を行う際、注意点があります。
それはネガティブ思考で自己成熟予言となってしまうと、その通りの悪い方向に行くことが多いといわれていることです。
例えば東日本大震災、多くの人命が奪われ多くの人々が住まいをなくし生活の基盤を失った、あの記憶に新しい非常に大きな災害です。
この時、ほとんど被害がない地域でも、物がなくなるらしいといううわさが広まり、ネガティブ思考になっていたこともあり、スーパーやコンビニで買いだめする人が大勢いました。
これが本当に物不足を呼びこむことになり、スーパーに行ってもコンビニに行っても水、カップラーメンなどの非常食的なものがないという状態を生み出しました。
この時、もしも流通がうまくいかなくても物資が少なくなっても、食べるものが無くなる事はないという思考、東北や被害にあわれた地域の皆さんが頑張っている時、少々不便があっても物がなくても生活できればいいじゃないかと考える事が出来たら、物不足に陥っていなかったかもしれません。
こうなるに違いないと思うことを、ネガティブな方向ではなくポジティブな方向に持っていくことで、明るい未来が開けていくということもあると思います。
私の自己成熟予言はどうする?
まずは「もう30代なんだし何をしても無駄な時期」とか、「この年になって何かを始めるとか無理」という考え方を払拭しようと思いました。
これもネガティブ思考なことで、私なんて・・・僕なんて・・どうせ・・という言葉はネガティブな成熟予言になります。
そうではなく「今からでも遅くない私はこうなる!!」といいきることが大切だと感じます。
今年こそスキューバの資格を取得したい・・・ではなく、スキューバの資格を取得する、絶対に!という決心に変えることが出発地点だと思います。
がんでお亡くなりになった著名な方が「なりたい自分になる」とブログで多くの方々に勇気を与えてくれましたが、これこそ、自己成熟予言でしょう。
なりたい自分になれるといいなではなくなりたい自分になるという強い意思、この思いこそ大切な要素です。
前向きにこうなるという気持ちをもって生きる、将来私はこうなると思い切って置くことで、今すべきことがしっかりと見えてくるのだなと、感じています。