飲む点滴「甘酒」効能や効果をご紹介
飲む点滴と呼ばれる甘酒、大好物です
母から昔、あまり飲むと太るわよといわれて以来、甘酒をひかえてきたのですが、実は私甘酒は小さい頃から大好きで、冬になると甘酒が待ち遠しく、隠れてお鍋から救って飲む・・・というはしたない行為をしていたのでした。
しかし最近この甘酒、飲む点滴とか美容にも健康にもいいとして推進されているではないですか。
この甘酒の歴史を調べてみると、今は冬場、寒い時期に飲むという印象がありますが、江戸時代には夏ばて防止に栄養ドリンク的にのまれていたということで、とても高い栄養価がある事が知られています。
甘酒には素晴らしい成分が入っていることを知った
いろいろ調べていくと、甘酒というのはものすごい健康的な栄養素が含まれていて、麹菌が出してくれる酵素が100種類、ビタミン類(補酵素)、必須アミノ酸全9種類、さらにコウジ酸+α、抗酸化成分のエルゴチオネインという成分が主成分と書かれています。
麹菌は人に必要な酵素を100種類以上持っていることで知られ、中でもでんぷんをブドウ糖に分解してくれるアミラーゼ、蛋白質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、その他、脂肪を脂肪酸に分解するリパーゼ、植物繊維をオリゴ糖に分解するセルラーゼなどの酵素が含まれているスーパー美容ドリンクなのです。
ビタミン類は新陳代謝を活発にさせますし、老化防止、また免疫力向上にもつながります。
ビタミンB群は疲労回復効果、ストレス緩和効果、不眠症予防、美し肌を作るなどの、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンB6等が含まれています。
必須アミノ酸は体内で作る事の出来ないアミノ酸と美白効果のコウジ酸+α
体内で作る事が出来るアミノ酸もありますが、必須アミノ酸は体内で作る事が出来ないので外から摂取しなければなりません。
必須アミノ酸は全9種類ありますが、そのすべてが甘酒に含まれています。
コウジ酸はメラニンの生成を抑制する美白効果のある成分です。
このほかにオリゴ糖、食物繊維なども含まれているので、お肌にいいこと間違いなしという飲み物が甘酒といえるのです。
加熱処理していない生の甘酒が効果大!
こうした栄養成分があるからこそ甘酒は飲む点滴と呼ばれるのですが、実は熱に弱い成分が多いので過熱によってそれらの成分が失われます。
そのため、甘酒をのむときには加熱処理をしていない生の甘酒をのむことが最も美容に、健康にいいといわれています。
飲む点滴と呼ばれるほどにバランスのいい栄養成分がしっかり入った甘酒は、精製された白糖などを利用していない、ブドウ糖の自然な甘みでこれも身体によいのです。
ヘルシーともいえる甘酒ですが、うちの母の様に甘みがない・・・と白糖を入れているような場合、ヘルシーといえないから太るといったのかもしれません。