一日5分で出来るマインドフルネスの方法

集中できない、落ち込むという時に試してほしいマインドフルネス

働くようになってからお客様にクレームを貰うこともありましたし、同僚とうまくいかないこともあり、また理不尽な事で怒られることもあります。
そんな時、非常に深く落ち込んでもう働きたくないなと思ったり、私が悪くないのにどうしてわかってくれないんだろうと思うことも多々、経験しています。

不快な感情というのはいったん自分に巣食ってしまうとなかなか出て行ってくれないしつこい性格?なので、ストレスをため込みやすいタイプでした。
周りの人には明るくて落ち込むことなんてないでしょ?といわれますが、こういう私みたいな人ほど、落ち込みやすいものなのです。

今は不快な気持ちになっていることを理解できますが、以前は嫌な出来事、不快な気持ちになったことに気が付かず、悶々と嫌な事ばかりにとらわれ続けていました。
すごく仲のいい友人に八つ当たりしてみたり、後輩に冷たくしてしまったり・・・ふと考え込んでいる自分に後から気づき、それでまた落ち込むこともありました。

でも今は、マインドフルネスという解決方法を知り、自分の感情をうまくコントロールすることが少しうまくなったかなと思っています。

マインドフルネスとはどういうことなのか

大手企業でも行われているマインドフルネスというのは、簡単にいえば瞑想で自分の感情がどのように動いているのかを客観的に理解し、それをうまく解消していく方法です。

呼吸に集中し静かに呼吸だけを感じます。
でも暫くすると呼吸に集中することが出来ず、様々な事を考え始めるのです。
気になっていること、嫌なこと、不快な感情が出てくることで、この嫌な思いにとらわれているのだということを理解します。

そこでまた呼吸に集中し、さらに不快な感情に向き合い、呼吸に集中し・・・ということを繰り返すというのがマインドフルネスのやり方です。
ただこうした時間をゆっくりとれる休日などならいいのですが、なかなか毎日行うということもできないので、私は1日5分という方法を取り入れています。

ウォーキングの際、通勤途中にマインドフルネス

健康と美容のために、毎朝、また帰宅する時に一駅分歩くことにしているので、そこで瞑想タイムを持ちます。

通常は呼吸に集中するマインドフルネスですが、このウォーキングの時には歩行に集中し、地面に足の裏がついて再び離れる感覚をしっかり自分で意識しながら瞑想します。

すると呼吸の時と同じように最初は歩行に集中しているのですが、次第に悩みや不安が出てきます。
そうしたらまた歩行に集中するということを繰り返します。

ウォーキングなどを毎日の日課としている人は、ここで行うことができますし、例えば音楽を聞きながら電車に乗るという人は、音楽に集中するという方法でマインドフルネスを行ってもいいと思います。

マインドフルネスを行うようになってからの自分

偉そうなことは言えませんし、ものすごい変化があったということはありませんが、イライラしている自分、落ち込んでいる自分に気がついて、集中しなければ!と考えることができるようになりました。

自分の感情を掴むことができるようになると、集中しようとか他の事を考えよう、ここでイライラしてはダメと自分を変えようと思うことができるようになったのです。
イライラを人にぶつけたり、人に落ち込んだ姿を見せるということも少なくなり、やさしくなったといわれるようになったこともマインドフルネスの成果かな?と思います。