停滞しがちなプラトー期を突破する方法
ありました、私にもプラトー期
皆さんはプラトー期って言葉を聞いたことがあるでしょうか。
例えば、ダイエットをしても習い事をしても、私の場合は美容師としてこうしたいと思っていても、なかなかそうなっていくことが出来ない、結果を求めているのにその成果が得られるところまでなかなか到達できない時期、それをプラトー期といいます。
つまり停滞期という状態です。
学習、練習、トレーニングなどを行って最終的に何かの結果を求める途中、盛夏が見えていると頑張る気持ちになるのですが、頑張っても成果が出ないとやる気を失います。
嫌気がさして向き合うのも嫌になる、でもこのプラトー期を乗り越えることがとても大切な事なのです。
私もそうですが、美容師として新人時代から経験を積み、後輩を指導するという立場になりかけている時、先輩からそうでは成り立たない、もっと指導する方法をしっかり考えないと・・と怒られてばかりで、どうすればいいのか?指導する先輩と同じ立場になる為ですから、先輩に相談もできず一人悩むという時期がありました。
プラトー期を乗り越える事が出来たのはなぜか?
私が勤めている美容室は人員がかなり多く美容室なので、私の様に先輩から指導をする立場、いわゆる主任的な立場に立つ人ばかりではなく、同僚の中には指導的立場に立つこともなく、美容師として楽しく働いている人もいます。
私には無理ですと言ってしまえばそれまで、指導しない立場になれるのですが、それでは自分の将来、夢を見ている将来を実現することもできない、ジレンマの時期でした。
そこでふと思ったことが、今は伸び悩みの時期、後輩として指導してもらった立場から指導する立場になるという時だから苦しむのも当然と、もがいていいのだと気が付きました。
このもがきの中で、先輩たちも後輩をまとめる、指導するという立場になり、それぞれが独立したり支店を持たせてもらったりというレベルに上がっていったのです。
上の人間に近づこうとしている時に何も苦労なくいけるわけがないんだから、今は怒られても違うと否定されても仕方がない、一つずつその意見をきいて自分のものにしていくほかないなと思えたのです。
そう、プラトー期に入っていることを自覚してしっかり身構える事が出来たこの時が、伸び悩みを脱出するきっかけとなったんだろうと思います。
勉強している人、受験に向かっている人は
私の場合は、働く中でのプラトー期ですが、今学生さんでこれから受験を迎える勉強中の中で、成績におけるプラトー期に入っているという人は、まず今この時期だということを認識し、あがくこと、苦しむことが一段階ステップをあがる秘訣と考えましょう。
苦しい時期ですが、例えば勉強の仕方を変えてみる、時間帯を変えてみる、等していくうちに、この方法の方が頭に入りやすいかも、気持ちよく勉強できるかも?と思えるかもしれません。
苦手科目の数学をやっている時、なんだか集中できないと思ったら得意科目の歴史に手を出してみて、気持ちよく勉強してからまた数学をやってみるということでもいいと思います。
同じ事を行うよりも何かを変えてみる事で、プラトー期脱出のきっかけをつかめることも多いと思います。
スポーツの場合、走りで効果が出ないという時、筋力トレーニングを主軸にしてみたらいい記録が出るということもあるようです。
視点を変えてみる、心を切り替えてみるということで、プラトー期の出口を見つけることができるかもしれません。